ハイパーナイフとよく似たプローブを修理にお預かり致しました。
アルティメスという名前の高周波機器とのことですが、見た目からは使っている部品はハイパーナイフと全く同じもののように見えます。
今回の修理はハイパーナイフのプローブには多い断線修理ですが、ぷっつりと線が切れてしまっているものは初めてです。
しかも、使用されているコードの長さも1.5mほどでハイパーナイフの約2.5mの長さと全く違いました。
そして、切れてしまったコードを見てみると、ハイパーナイフとは異なった仕様のものが使われています。
通常、高周波機器には高周波信号を効率よく伝送する目的で同軸のコードが使われますが、このアルティメスのプローブには普通の一般的なコードが使用されていて、ぷっつりと線が切れてしまった原因が分かりました。
今回はプローブのみのお預かりでしたが、同じもののように見えても違う部品が使われていて、性能も違いそうですのでよく確認する必要がありそうです。