1999年製、業務用IPL脱毛機のエステライトのランプ交換です。
当社リンケージのランプ交換事業はこのエステライトから始まりました。おかげさまで今年で19年目になります。当時の業務用脱毛機は600万円~1000万円の販売価格で消耗品であるハンドピースはランプ交換ではなく終わったらハンドピースを買い替えるのが一般的でハンドピースも30万円前後という高価格帯です。
始まったばかりの光脱毛は好評で消耗品のハンドピースを1ヶ月に1~2本購入するサロン様からご相談を受けたのがきっかけでした。
いくら好調の光脱毛とはいえ、月に30~60万円の消耗品購入は気になるところです。
特に、このエステライトはイスラエルの医療機器メーカーが開発した業務用脱毛機で、常に安定した出力が得られるように写真のキャリブレーション機能が用意されていました。
キャリブレーションの受光部には、リンケージでも現在パワーメーターとして使用している測定器メーカーのオフィール製のセンサーが組み込まれて正確に測定できます。
そして、ハンドピースに組み込まれているキセノンランプは常に一定の出力で使用できるように劣化が始まる前の30000発で交換するようになっています。さすが医療機器メーカー開発のエステライトでしたが消耗品のコストダウンは必須でした。
それから19年、当時のようにエステライトを月に30000発使用されるサロン様はありませんが、それでも修理を重ねながらも今も使用できる業務用脱毛機ですので大切にしていきたいと改めて思います。