業務用脱毛機のケルンライトをランプ交換と修理にお預かり致しました。
お預かりしました内の2つのハンドピースはどちらもスイッチが壊れて押しづらくなっていました。
プラスチック材の強度不足か、スイッチのボタンが内部で割れて軸が固定出来ていない状態でした。
プラスチック製のボタンを新品に交換できれば修理も早いのですが、破損した部品だけの入手が難しく破損した部分を補強しながら修正成型させて頂きました。
おそらくどのハンドピースもしばらく使用すると同じ状態になりそうで注意が必要です。
そして、もう1本のハンドピースはショット数が少ないのに痛さがないとのことで、まず出力を測定すると通常の6割程度の出力しかありませんでした。
こちらのハンドピースは新品のキセノンランプと反射板などを合わせて交換させて頂き、通常の出力まで回復しましたので、痛さ熱さを感じるようになりました。
出力低下はこの痛さや熱さで感じることが出来ます。いつもより痛さ熱さが弱いなと感じたらハンドピース内部は劣化しています。
効果の少ない施術を行う前に、お早めに修理やランプ交換をお勧め致します。