脱毛機本体の修理記事が多いのですが、通常作業となっている各種業務用脱毛機のランプ交換も常時行っております。
写真は現在お預かりしている業務用脱毛機のハンドピースです。
左上から20年前のIPL脱毛機のエステライト、左下は子供脱毛で知られているハイパースキンカレン、右側2つは比較的最近の連射式脱毛機でライエンスⅡとCLEAR/SP-efです。
それぞれ使用しているキセノンランプは異なりますが、常時在庫していますのでランプ交換の際は是非お問合せください。
業務用脱毛機の修理・ランプ交換専門業者 リンケージのブログへようこそ。
脱毛機本体の修理記事が多いのですが、通常作業となっている各種業務用脱毛機のランプ交換も常時行っております。
写真は現在お預かりしている業務用脱毛機のハンドピースです。
左上から20年前のIPL脱毛機のエステライト、左下は子供脱毛で知られているハイパースキンカレン、右側2つは比較的最近の連射式脱毛機でライエンスⅡとCLEAR/SP-efです。
それぞれ使用しているキセノンランプは異なりますが、常時在庫していますのでランプ交換の際は是非お問合せください。
業務用脱毛機のエコライトを本体の修理とランプ交換にお預かり致しました。
本体の修理はよくある水漏れで劣化した配管類を交換させて頂きましたが、ランプ交換の為お送り頂いたハンドピースは写真のように赤いフィルターの所々が劣化して透明なところが見えています。
この状態は危険です。
どの脱毛機でもこのような状態になると必要な波長が得られず、機種によっては紫外線が出てしまいやけどの原因にもなりかねません。
写真のようにシミのようなものが見えたらすぐに修理が必要です。ハンドピースにリミッターのない機種は定期的にハンドピースを確認することがなくなってしまうので特に注意してください。
たまには照射面をみてフィルターの状態を確認しましょう。
中国グローバルIPL社の業務用脱毛機のハンドピースを修理にお預かりいたしました。
写真のように他の業務用脱毛機でもよくある保護ホースの劣化で修理のご依頼でしたが、保護ホースが切れてしまっているので粘着テープで応急処置をして頂いていました。
お預かりしましたハンドピースには、ブチルテープ(防水テープ)が応急処置に使われていましてテープを剥がしても写真のように糊が残ってしまいました。
ハンドピースの保護ホースが切れてしまった場合の修理方法としては、切れてしまった部分を取り除き補修のみで済む場合と保護ホースをすべて交換する方法がありますが、今回の様にベトベトのテープの糊が残ってしまう場合は、補修で済むような時でもホース交換となってしまい余分な費用が掛かりますので使用する粘着テープの種類に注意して頂きたいと思いました。
応急で補修するテープは後で剥がすことも考慮して頂いて糊が残らない養生テープなどをお使い頂けると助かります。
そして、あくまでも応急処置ですので早めの修理をお勧め致します。
最近購入されたSHR脱毛機の出力が弱いとのことで、一式お送り頂き出力測定をさせて頂きました。
結果は写真の通り。
最大値の50J/㎠で測定して、17.9J の測定結果です。
SHR脱毛機では一般的な5㎝×1.5㎝で7.5㎠の照射面積ですので、画面通りの50J/㎠でしたら7.5×50で測定値は375Jくらいにならなければなりませんが、17.9しかありません。
測定結果から、17.9÷7.5=2.386J/㎠ということで誤差を考えても最大値で3J/㎠しかありません。
これでは弱いと思われるのも納得です。
購入価格はお聞きしませんでしたが、これでは業務用脱毛機として全く機能しそうにありません。
名前もないような脱毛機には手を出さず、実績のある会社から確かな業務用脱毛機を購入されることを切に願うばかりです。
実際に使用されているサロンさんにも直接聞かれるのもいいと思います。
安い業務用脱毛機には特に注意してください。
中国グローバルIPL社の脱毛機の電源コードを修理にお預かり致しました。
本体との接続部分が他の業務用脱毛機とは違う特殊な形状です。市販されているものは見つからず修理または新たに作ることになります。
同じ中国グローバルIPL社のクリアSP-efも同じ電源コードが使われていますが、一般的にAC100Vの業務用脱毛機に使用されている電源コードはパソコンなどと同じ形状になります。
前回、電源の入らなくなった業務用脱毛機の確認で、緊急停止ボタン、背面のブレーカー、電源コードを確認すると書きましたが、電源コードが正常かどうか確認するために、このパソコン用の電源コードが使用できます。
脱毛機の電源コードとパソコンの電源コードを交換して電源が入るようになれば、電源コードに不具合があることがわかります。
ただし、パソコンと業務用脱毛機とでは使われている電源コードは許容電流が異なりますので施術には使用しないでください。
でも、緊急の場合はご相談ください。
脱毛機の出力測定器のお問い合わせが増えてきましたので、比較的安価な測定器(左側)をお借りして通常使用している右側の測定器との違いを比べてみました。
リンケージで通常使用しています出力測定器は、様々なレーザーなどの出力も測定できるもので価格も55万円と高額です。
サロン様で出力を測定するために購入するには高すぎるため、左側の14万円くらいの測定器を試してみました。
どうしても普段使用している測定器と比べてしまい、使い勝手はいいとは言えませんが全く使えないわけでもなさそう。という感じです。
他の測定器も試して何かいいものが見つかればご紹介したいと思います。
リンケージではランプ交換ご依頼のサロン様限定ではありますが、簡易出力測定器のお貸し出しサービスも行っていますので是非ご利用ください。
今回はコスモライトレボリューションを修理にお預かりしました。
故障内容は「水流が確認出来ません」というエラーメッセージで使用不可になるというものでしたが、こちらで起動すると正常に使えてしまいました。
このような場合、不具合が再現するまで条件を変えてテストを続けるか、またはエラーメッセージに起因する部品をすべて交換するしか方法はありませんが、今回のエラーメッセージの場合は想定される部品点数が多くあり交換した後で修理内容が適正であるかを確認することができませんので、不具合が再現するまでテストを続けるしかありません。
しかも、お聞きしたところ寒い季節に頻発していて、暖かくなるにつれエラーメッセージの表示回数が少なくなるとのことで、暖かい季節になってしまいエラーが出なくなったようです。
こちらで何度もテストを繰り返すことは費用面でも負担になりますので、今回は代替機をご用意させて頂き不具合が完全に出るようになるまでサロン様でお使い頂くことにさせて頂きました。
難しい修理ですがサロン様にご協力頂きなんとか解決したいと思います。
業務用脱毛機エコライトV7を水漏れ修理にお預かりしました。
長時間の使用にも対応できるように、ほとんどの業務用脱毛機が水冷式を採用していて水漏れなど冷却水に関係する故障は時間経過につれ避けて通れないようです。
とはいえ、このエコライトも15年以上経過しての水漏れ修理です。かなり長持ちした方ではないでしょうか。当時の業務用脱毛機はアメリカやヨーロッパなどの海外製品がほとんどで、医療機器も生産するメーカーでしたので使用されている部品類も信頼性の高いものでここまで使えたのかと思います。
今回は入手できない部品ではありませんでしたので問題なく劣化部品を交換させて頂きました。これでまたしばらくお使い頂けると思います。
日本製品は世界各国もで非常に信頼性に優れていると認識されていますが、日本国内においても商品に日本製(Made in Japan)と表示されていれば、表示されない場合と比較して高く売れたり、日本製だから高くて当たり前だと考えてしまいます。
しかし、業務用脱毛機で日本製(Made in Japan)と表示できる商品は、どんな状態をなのかが問題です。
残念なことに原産国表示に関して国際的な共通ルールが存在しませんので、日本製(Made in Japan)を名乗れる定義が曖昧になっていて日本の法律で決められているのは、商品を製造する最終工程を日本で行えば、日本製と表記できることになっています。
業務用脱毛機なら、最終検査を日本で行ったり製品ラベルを日本で貼りつけたりすることだけで日本製(Made in Japan)と表示できることになってしまいます。
このため、中国製SHR脱毛機で同じ外観なのにこちらは日本製、こちらは中国製と不思議な状態になっているのが現状です。
もちろん、誰もが認める日本製もあると思いますが、現在販売されている業務用脱毛機は中国製品がほとんどで購入するにあたり日本製(Made in Japan)にとらわれる必要はないように感じます。
大切なのは、業務用脱毛機の販売会社がどんな会社か信頼できる会社なのかが重要になりそうです。
中国ADSS社の連射式脱毛機を修理にお預かりしました。
まずは。↓ お決まりの内部のホコリ取りからです。
このような状態で使いっぱなしは行けません。調子悪くもなりますし、故障の原因にもなりますので定期的なメンテナンスはやはり必要です。
とりあえず使えているのでそのままになってしまっているサロン様が多いとは思いますが、2年くらい使用したら内部の清掃だけでもメンテナンスを行うことをお勧め致します。