脱毛のランプ

業務用脱毛機のほとんどにキセノンランプというランプが使われています。
PSクリプトンという脱毛機もありますが、数年前に調べましたらこちらもキセノンランプが使われていました。

以前キセノンランプを製造する工場を見学したことがありますが、ガラス細工を見ているような細かい手作業の工程でした。
もっと自動化された製造工場をイメージしていたので少しびっくりしました。

ガラス製品なので落としたりぶつけたりすれば壊れてしまいます。
そんな時は慌てず電源を落としてお電話してください!

ハンドピースの修理はお任せください。

光脱毛機の出力

脱毛機の出力はジュール数(J/㎠)が使われていますが、これは1ショットの熱量を測定したもので実際にはどのくらいの強さでどのくらいの時間光っているか、さらにはどのように光っているかで同じ出力でも脱毛機特性が変わってきます。
各機種でそれぞれの設定がされていますが、そんな光り方もオシロスコープでチェックしています。(写真)
脱毛機ごとに光らせ方が違いますので新しい脱毛機を測定すると以外にも以前の脱毛機と変わっていないことが分かってしまいます。

ジュール数を確認できる測定器の貸し出しサービスあります!

業務用中古脱毛機っていくらで買える?

業務用中古脱毛機っていくらで買えるのでしょうか。

15~20年前に発売され始めた光脱毛機ですが、当時は600~1200万円など言う高額な値段でした。
現在はお隣の中国や韓国から輸入された以前よりはリーズナブルな120~350万円といったものが主流になっています。

中古脱毛機を見てみると、当時600~1200万円の脱毛機も60~100万円で買えるようになっています。
中には20万円くらいからでも探すことが出来ます。

しかし、中古脱毛機には保証がない事がほとんどで手が出しにくい。
故障した時も修理が出来るのかどうかも不安が残ります。

でも安心してください。
整備済みで保証付きの脱毛機も販売しています。

美容機器再生機構 リンケージのヤフオクストア

保護メガネも交換しましょう

業務用脱毛機は強い光を放ちます。
どの脱毛機にも、強い光から目を守る保護メガネが付属していると思います。

施術するサロンスタッフはもちろん、患者さんにも保護メガネをかけてもらいますが、お使いの保護メガネは何年前のでしょうか?

直接お顔に触れるものです。定期的に新しい保護メガネにしませんか。

IPL専用の保護メガネも、明るく見やすい施術者用と光をしっかりカットする患者さん用を用意してます。

美容機器再生機構 リンケージの保護メガネ

脱毛機ランプ交換の原理

ご存知の通り、光を使った脱毛機はそれぞれの波長特性を持ったハンドピースを使用します。

この波長と出力さえ間違いなく照射することが出来れば同じ特性が得られる訳です。
波長特性を決定するのはハンドピースに使われている、キセノンフラッシュランプとフィルターとなります。

使用されているキセノンフラッシュランプの波長はおよそ250nm~1200nm付近までの波長分布であり、500nm付近の波長域にピークを持っています。

これは、どのキセノンフラッシュランプであっても使用されるキセノンガスの特性により、このような波長分布を持っています。
この光に、ある波長以下の光を通さないフィルターを使用してそれぞれの特性を持たせています。

フォト560nm~脱毛695nmなどのフィルターでキセノンフラッシュランプの不要な波長域をカットして使っています。

ランプ交換とは、これら古く劣化したキセノンランプと用途に合ったフィルターをそれぞれの機種専用に用意して、
交換調整することでそれぞれの脱毛機で使用される波長と出力を得ることができまた使用可能とすることです。

更なる詳細はホームページでもご確認ください。
美容機器再生機構 リンケージのホームページ

10年経っても海外製脱毛機は使える

製造から10年以上が経過した海外製脱毛機。
IPL脱毛機 エステライト、エステライトミレニアム、コスモライト、エステラックス、ネオラックス、フィシオフラッシュなど

すでに、国内においてメーカーと呼ばれるような企業もなくなりお困りのお客様へ。

10年前のこれら業務用脱毛機の価格は600万~1000万円と現在販売されている機器とは比べるまでもなく値段なりの強固な作りとなっており、まだまだお使いの方が多いことが理解できます。
そして機能面でも現在のものと変わりのないものばかりです。

弊社は、これらの機器を最後のお一人のお客様がご使用を止めるその日までランプなどの消耗品をはじめ機器本体の修理・メンテナンスまで代替機もご用意して、ご支援させていただきます。是非この機会に弊社のサービスをご利用ください。

ただし、10年前のC国製脱毛機だけは残念ながら買い替えをお願いします。

美容機器再生機構 リンケージのホームページ

業務用脱毛機の出力測定

光を使った脱毛機にはどれでも使用限度数が決められています。
これは使用するキセノンランプやフィルターが劣化するために、安全と効果を維持するよう考えらえた数値です。

キセノンランプが劣化して光が弱くなれば脱毛効果も下がってしまいます。
そして、フィルターが劣化すると紫外線が照射されて危険な状態にもなります。

これらをショット数だけに頼らず、定期的に脱毛機の出力測定をすることで異常を発見できます。

当社では貸出可能な出力測定器をご用意しており、ランプ交換されると送料のみのご負担で貸し出ししています。
使い方は簡単、是非ご活用ください!

美容機器再生機構 リンケージのパワーメーター貸し出しサービス

脱毛の需要は無くならない!?


20170611TBC記事

少し前の記事ですが、日経MJ(新聞)に大手エステサロンが取り上げられていました。

超高齢化社会の日本、2020年には女性の50%が50歳以上になるとの事、ターゲット層が変わっても脱毛の需要は無くならないようです。

若い年齢層をターゲットとした広告の客単価は下がる一方ですが、安売りは大手に任せておいて個人サロンで真似する必要はなさそうです。